夏休みはいかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは「アルバイト」です。夏休みに入り、新しいアルバイトに挑戦される人も多いと思います。高時給?面接?掛け持ちはできるの?色々悩むところがあると思います。
今回、現役新潟大学、新潟県立大学のアット新潟メンバーのアルバイトに関する経験談や失敗談、学んだことをリアルにご紹介します。
8月26日(水) 筆者 大吉先生
こんにちは。大吉先生です。
今度 TA をするのでその話を書きます。
大学生なら一度は聞いたことあると思うですが、TA というのは Teaching Assistant の略称 です。
講義とか実習実験などで教授の補佐をする人たちですね。
基本的には TA は院生がなる場合がほとんどです。が、
たまに学部四年生でも TA をやる話も聞きます。
この TA、お金が基本的には出ます。それも割といい感じの時給です。
ちなみにどうして大学は高いお金を出して学生を雇うのでしょうか?
一つに学生の雇用機会の創出みたいな側面もありますが、 僕は TA を「スキルの切り売り」だと思っています。
TA は仕事の中で自分の専門的知識やスキルを使う場面が往々にしてあるわけです。 これって今まで自分が何らかの形で身につけてきたもので、他の人は持ってないものですよね。
何が言いたいのかというと、TA にはニッチな人材価値?のようなものがあるわけです。その分時給は高くなる(もちろん高い時給でもその分だけの成果を出すことが期待されているわけです)。
これって仕組みはアルバイト、広く見ると「働く」のも一緒じゃないですか? バイト先で仕事を覚えて色々こなせるようになるのって、そのバイト先での人材価値の向上と一緒だと思います。その人にしか任せられない仕事なら会社はお金を払ってでも雇いたいわけです。場所によっては昇給のあるバイト先もありますよね。
よく大学生で時給の良いバイトがしたいという話を聞きますが、それなら自分にできることを増やすことや何ができるのかを考えるのが直結な気がします。 なかなか学生のスキルを評価して高時給で雇ってくれる会社がないのも事実ですが…
とまぁここまで偉そうに意識高めに書いてきましたが、何が言いたいのかというと、アルバイトにはそんなふうにお金と雇用の仕組みを考えるキッカケ的な意味もあるわけです。 これから社会人になる大学生はバイトを通じて自分に何ができるのかを考えて見ると良い かもしれませんね。
※記載の大学や学年は取材当時のものです