学生インタビューでは、皆さんが日々を過ごす中で感じる楽しさ、持つこだわりや今までの経験から得た視点等を学生さんにフォーカスして発信します。新潟県内の学生皆さんが対象のインタビュー!☺
今回のテーマは、「○○オタク」!
みなさんがハマっているものをお聞きし、それについてとことん魅力を語ってもらいました🔥
「ハマっているもの」に対して、たくさんの魅力や特別感を感じたからハマったはず、、!
彼らがそれ程までにハマる理由は何だったのでしょうか?
さらに、何かに熱中したことで自分自身にどのような変化が起きたのか、注目してみてください✨
今回は新潟大学 経済学部 4年の松村 実咲(まつむら みさき)さんにインタビューしました!
彼女のハマっているものは「匂い」👃🏻
あまり聞き馴染みのない「匂いオタク」…
匂いにハマる?匂いの魅力とは?是非たっぷり語っていただきましょう!
はじめに自己紹介をお願いします!
新潟大学 経済学部 4年の松村 実咲です。今日は匂いオタクとしてインタビューを受けさせていただきます。よろしくお願いします!
よろしくお願いします!
初めての○○で匂いの虜に
匂いオタクってなかなか珍しいと思ったのですが…
そうかもしれないですね。
匂いフェチは聞くけれど…あれはハマっているという感じとはまた違いますよね。
松村さんが匂いにハマったきっかけは何だったのでしょうか。
これといったきっかけはなくて、自分からハマったか、人に影響されたかでいうと自分からハマりました。
匂いは小・中学生の頃から敏感な方で、例えば中学生の頃に体育の授業で脱いだ長袖の体操着を自分や友達のものがどれか匂いで分かったりすることはありました。
おお~!
その頃は特に好きという感覚はありませんでしたが、今思えばその頃から匂いに敏感だったのかなと。
本当に好きだなって思ったのは、高校3年生か大学1年生くらいのときにバイトをして初めて香水を買ってみたんですよ。
それから本当に、あ!やっぱり自分は匂いが好きなんだ!と、ハマっているなと感じましたね。
自分のお金で初めて買う香水!素敵です。
実は…こんな匂いも好きです
でも、香水をつける前から柔軟剤などの匂いに敏感だったんですね。
匂いって色々あると思うのですが、ご飯の匂いや洗剤の匂い、それこそ香水とか…どんな匂いも好きなんですか?
そうですね。良い匂いはもちろん…………
あ、出身はどこですか?
新潟市です!
あ!新潟市民なら、田んぼが掘り起こされる匂いとか分かりますか?
あ~~!分かります!
田んぼの匂いや雨の日のアスファルトが濡れる匂いとか、良い匂いかといったら分からないけれど好きですね。
柔軟剤の匂いも好きだし、香水の匂いも好きだし、他の人からしたらウエ~となるような匂いでも、わ~好き~ってなっちゃいます。
なるほど!良い匂い、いわゆる「香り」だけでなく、もっと広く「匂い」が好きなんですね。
他の人がウエ~となるような匂いでも、これ好き!となってしまう意外な匂いって、例えばどのようなものがありますか?
好きというと、ちょっとニュアンスが違うかもしれなませんが、それこそ田んぼの匂いとかは、都会とか行ったときに絶対しない匂いだし良いな~と思いますね。
あと、県外から新潟県に入ったときって、めっちゃ「木」みたいな匂いがするんですよ。
そうなんですね!意識したことがなかったです。
良い匂いではないけど、嗅ぐと「ああ~帰って来たな」と思って落ち着くというか、そんな気分になれますね。
土地に匂いがあるなんて考えたこともありませんでした。
故郷の匂い、私も気にして嗅いでみようと思います!
これは田舎で育ってきた特権かもしれないですね。
香水のすゝめ
ハマったとはっきり感じたきっかけが香水だったということですが、初めは香水の匂いのどこが魅力的だと感じましたか?
香水の匂いって普段の生活では無い匂いだと思いません?
あの甘い匂いとか、さわやかな匂いとか。
言われてみればそうですね!ちょっと特別感があります。
そうですよね。
だから初めて香水を買ったときは、自分が好きな匂いで、身近には無い匂いを身に纏っている優越感がありました。
高校生や大学生はそこまでお金があるわけではない。
それでも、初めての香水だから割と良いものに手を出したくて、それこそハイブランドとか、色んなところに行って匂いを嗅いで吟味して。
その甲斐あって、自分の「これだ!好きだ!」という匂いを買えましたね。
「これだ!」っていうものが見つかると興奮するというか、ワクワクしますよね。
しかも、自分で貯めたお金で沢山吟味してやっと出会えたとなるとグッときます。
そのハマったきっかけになった香水は何の香水だったんですか?
シャネルのピンク色の「チャンス」っていう定番のすごく有名な香水でした。
それは私も聞いたことがあります!
香水らしい香水ですよね。
そうですね!色もピンクで可愛くて、匂いも甘くて。
ちなみに今だったら1番好きな香水は何ですか?
難しいですね。これも結構定番かなと思いますが、「SHIRO」っていうブランドの香水が石鹸みたいな香りがして落ち着くので好きです。でも、それは本当に匂いだけで言えばという話で、どうしても思い入れとかを考えちゃうと、やっぱり最初の香水は離せないという感じですね。
匂いでタイムトラベル
みんなにアピールしたい匂いの良いところはありますか?
匂いを嗅ぐことで、その匂いから記憶が連想されるところですね。
地元に帰ったら地元の匂いがするので、その匂いから「あんなことあったな」って思い出したり、高校生の時に買った香水を久しぶりにつけて出かけたら、その時に仲良かった人と「こんなことしたな」と思い出せたり、匂いに思い出がくっ付いていて、かなり鮮明に思い出せるのは面白いと思います。
確かに匂いって一番記憶に残るって言いますよね。
私はよく「あの時聴いていた曲」で当時のことを思い出すときが多いのですが、匂いも思い出のキーポイントになりますね。
匂いが武器になる
匂いにハマって良かったなと思うことはありますか?
相手がどの柔軟剤を使っているか当てられたり、どの香水か当てられたりするので、初対面の人と話すときのきっかけというか、特技の一つとして、話のタネになるところは良かったなと思います。
柔軟剤や香水を当てるのって、匂いを判別できる上に柔軟剤や香水の匂いをかなり沢山知っていないとできないですよね。すごい!
色々使っていて、みんなが気にしていない匂いに敏感に生きていたら、分かるかもしれないですよ。(笑)
それこそ友達の体操着の匂いを当てていた中学生の頃から、もう10年くらいになるので!
確かに…それは蓄積がありますね。
あと、匂いにハマって良かったことは、いつもより自信がつくことですね。
自分の好きな匂いを纏っているとすこーしですが、強くなれたような気がします!
「好きって気持ちに素直になって」
最後に、これから何か熱中するものを探している学生に向けて、メッセージをお願いします!
私は匂いにハマろうと思ってハマったわけではないけど、今では話のネタの一つになって初対面の人とも仲良くなれたり、こんな風にインタビューを受けてお話しさせてもらえたりもしました。
決して凄い人生ではなくても、ハマれるものが1つあるだけで見え方が変わるというか、日常のある瞬間がキラキラして見えるようになりました。
メジャーなものでなかったり、自分がハマろうと思ったものでなかったとしても、「ちょっと好きだな」と思うものをずっと好きでいられたら、それはもうハマれてるって言えるんじゃないかな。
「パンより麺が好き」とか、「私はお米が好き」とか、そういうことでも大切に、好きって感覚に素直になれたら良いなと思います。
ありがとうございます!
「にわか」という言葉があるように、「どこまで知ってたらハマってる?」とか「気になり始めてから日が浅いからハマってない?」と難しく考えてしまう人も多いのでは?と思っていました。
松村さんの「好きって気持ちに素直になる」という言葉はそんな方にとっても心強いメッセージになると思います。
今日はありがとうございました!
ありがとうございました!
※記載の大学名・学部学年は取材時点のものです。
編集後記
匂いと思い出が結びつくと話されていた松村さん。
初めて買った香水は1番のお気に入りで色んなところにつけていくため、その匂いを嗅ぐたびに様々な思い出が蘇るのだそうです。
箱を開けたときの高揚感、友達と遊びに行ったときのこと、大好きな香りを纏って自信をつけた日、一本の香水にそんな思い出があるのかなと想像したら胸がギュっとなりました。
ドラマチックすぎでしょうか?笑
でも、「好き」って気持ちに素直になったら誰にでもそんなドラマが起こり得るかもしれませんよね。
新潟ベースメンバーで交換日記を書いています!
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