部活を通して発見した大切なこと【先輩の声】| 新潟大学新4年 川原健跳さん

学生インタビューでは、皆さんが日々を過ごす中で感じる楽しさ持つこだわり今までの経験から得た視点等を学生さんにフォーカスして発信します。新潟県内の学生皆さんが対象のインタビュー!☺

今回のテーマである、「先輩たちはどのように大学生活を過ごしているか」に沿ってお話をお聞きしました!

今回は、新潟大学アイスホッケー部の主将を務めている、新潟大学 教育学部新4年の川原 健跳(かわはら けんと)さんにインタビューしました!

主将としてチームを引っ張っていく中で、あることが自分自身にとって成長したと話してくださいました。

また部活以外での活動をきっかけに、アイスホッケー部として達成感を経験することの素晴らしさに気づいたそうです!

さ!ら!に!

アイスホッケー部にしかない魅力もたくさん聞いちゃいましたよ💙

この記事を読んでしまったらもうアイスホッケー部に惹きつけられること間違いなし!


まず、大学名と学部、学年、名前を教えてください。

新潟大学 教育学部新4年の川原健跳です。

ありがとうございます、よろしくお願いします!
なんとお呼びしたらいいですか?

けんてぃでお願いします!(笑)

分かりました!!

【未経験】のスポーツにチャレンジ

けんてぃさんは、現在アイスホッケー部の主将をされているということですが、入部するきっかけとなったことは何ですか?

もともと大学に入学したら部活に入りたいと思っていたんです。
僕は、中高ではサッカーをしていたんですね。

そのなかで、
・サッカーではない他のスポーツ
・経験者が少ない
・皆で足並みを揃えて競い合うことができる

これらに見合うスポーツをしたいなと思っていたんです。

そのうえでいろいろな部活を一通り見たのですが、その中でもアイスホッケー部のスポーツとしての魅力だったりとか、過度にガツガツしていない雰囲気に惹きつけられたんですね。
そこで、「よし!アイスホッケー部に入ろう!」と思って入部しました。

そうなんですね!
私は「部活」という言葉を聞いた時、やはりサークルとは違って厳しいイメージが強かったのですが、アイスホッケー部は違うんですね!

そうですね。
先輩後輩でとても仲が良いですし、上下の垣根を超えてチームとして本当に楽しいです!

逆転勝利の背景にある努力

楽しい雰囲気の中でスポーツができるのはいいですね!
そんなアイスホッケー部で活動をしていて、一番印象に残っている出来事は何ですか?

アイスホッケー部では、4年生はその年の11月まで活動した後、最後の試合で引退を迎えて、12月から新体制になるんですね。
去年の12月に新体制になってから一発目の練習試合があったのですが、その試合は完敗してしまったんです。
ですが、その一か月後にまた同じ相手と試合することが決まったので、自分たちに何が足りなかったのか・足りない部分を補うためにどのような練習が必要になってくるのかを、キャプテンを中心にチーム一丸となって思考していったんです。
その上で練習し、また考えていくことを繰り返していきました

結果として、一カ月前には完敗していた対戦相手に対して逆転勝利を収めることに繋がりました
その時に部員・マネージャーが一緒になって喜び合えた瞬間がとても印象に残っています。
同時に、「部活やってて良かったな」と感じたので、今までの頑張りが報われた瞬間でしたね。

最初は敗れてしまったけれど、また同じ相手と戦って勝利するまでの過程が印象的ということですか?

頑張ってきた過程もそうですし、それが結果となって表れたことがすごく嬉しかったですね。

アイスホッケーは、スケーティング力やパック(球技におけるボールにあてはまるもの)を持っていく力といった様々な力が必要になるのですが、その中でもスケーティング力が自分たちに足りないと分析したので、それに特化した練習に取り組みました。

なるほど!
以前、アイスホッケー部のYoutubeチャンネルにアップされている動画を拝見したのですが、パックの動くスピードに圧倒されました!速すぎて、目で追えなかったくらいです!
パックのスピードは、初心者でもついていけるのですか?

はい、大丈夫です!
今のメンバーは全員初心者から始めていますよ!
最初はなかなか上手く滑れないけど、練習していけば滑れるのが当たり前になるくらいに上達します!
そこから細かいスケーティング力が求められるので、レベルアップしたメニューにしていきます。

自分やチームにおける分析力

全員初心者から始められているんですね!!そんな風に見えませんでした!
では、アイスホッケー部に入部して自分自身が成長したことはありますか?

自分やチームに足りないところを分析して、その部分を意識して取り組もうとする力が成長しました。
この力はアイスホッケーだけに限らず、いろいろな面で必要になってくるので、他の場面でも活きてくるんじゃないかと思います。

確かに、その力はスポーツだけではなく、様々なシーンで必要だと思います!
次に、アイスホッケー部に入部して良かったことは何ですか?

同じ目標に向かって頑張ることが出来る仲間と出会えたことと、達成感を味わう瞬間が多く経験できることの2つです。
後者に関して、部活などに入部していなければ「やった!」、「出来た!」と思う瞬間がそこまでないのかなと思うんです。
だけど、スポーツは勝ち負けが付き物なので、勝ったときには喜び合えるし、負けたらめちゃくちゃ悔しい気持ちになるんです。
そういう瞬間を大学でも経験させてもらえるのが、自分にとって嬉しいので、入部して良かったです!

確かに、勝ち負けが付き物である分、勝利したときには達成感でいっぱいになりますね!

【全て自分たちで行うこと】に面白さがある

大変なことはありますか?

指導者がいないので、キャプテンを中心に不足している部分を見つけたり、練習内容を考えたり自分たちの責任で行っています。
そういう模索しながらの日々は面白いです!

指導者がいない中でも自分たちで全て行うことで新たな面白さが生まれるんですね!

二つの楽しさがある遠征

では、楽しかったことは何ですか?

アイスホッケー部は、試合をメインにした遠征が何回かあるので、長野県や東北に行くことがあるんですね。
その遠征が楽しいんです!
その楽しさというのは、まず試合をすることが一つで、それに付属して訪れた土地のご当地グルメを頂くことですね。仙台に行くときには牛タンを食べたりして。

わ~!美味しそう!!

移動している最中にも美味しいものを食べたり、少し時間があったら観光することが出来たり、そういうアイスホッケー以外の時間も充実した時間を過ごせます
だから遠征は、試合と試合以外の時間の両方を楽しめます!

今年度は遠征には行けましたか?

大分減ってしまったのですが、今年の2月に長野県で大会があったのでそこには行けました。
ただ、コロナ禍なのでご当地グルメを食べたり、観光したりは出来なかったけれど充実した時間でした。

【達成感】のすばらしさ

そうだったんですね。
けんてぃさんは新4年生ということで、今年が活動できるラストの年になりますが、残りの部活の時間でしたいことはありますか?

やっぱり達成感を味わうことがすごく好きなので、出来るだけ多くの達成感をかっさらいたいです!
試合に勝つこともそうですし、点を決めること、相手を突破すること、あとは僕のポジションがディフェンスなのでパックをカットすることなど、そういった大きなものから小さいものまでいろいろなことを経験したいです。

けんてぃさんが中高にサッカーをしていた時から、そのような気持ちを強く感じたいと思っていたんですか?

中高の時に、頭で考えていたのかは分からないんですけど、やっぱり勝ったときや点を決めたときはすごく嬉しい気持ちになっていました。
尚且つ僕は、チームスポーツが好きなので、チームで喜び合っているあの瞬間が好きだなって思います。

大学に入ってCANsという学生団体(子供たちの自己肯定感・自己効力感を高めるために達成経験型のイベントを提供する)でも活動をさせてもらっているのですが、それを通して「やった!出来た!」と思えることの素晴らしさに気付いたんです。
その活動を通して、達成感を味わうことを部活で経験させてもらえているんだという気持ちが自分自身に落とし込まれていることが分かりました。
だから、大学に入学してから達成感を味わう大切さに気づきましたね。

他の活動をしていった中で気付けたものだったんですね!
これまで、けんてぃさん個人についてお聞きしていきましたが、今後のアイスホッケー部全体としての目標はありますか?

新体制になってから掲げている目標としては、インカレ予選3位です。
北陸地区の6校で争うのですが、僕たちとしては3位を目指そうと決めて、今頑張っています。

アイスホッケー部には大きな【ギャップ】が存在する!?

その目標の実現に向けて取り組んでいる最中なんですね!
新潟大学は他にも様々な部活がありますが、ここはアイスホッケー部独自の魅力だ!と感じる部分はありますか?

ひとつは、あまりガツガツしていなくて、比較的落ち着いた雰囲気なところですね。
「部活」となるとオラオラオラ!!みたいなイメージあるじゃないですか。
アイスホッケー部はそうではないんですね。
僕が結構ガツガツしちゃっているので、あんまり感じないかもしれないんですけど(笑)。
でもメンバーみんな優しくて穏やかなので、どんな人でも入ってこれる部活っていうのはありますね。

私も一番初めにけんてぃさんを見て、陽気なイメージを持ちました!(笑)。
パワーやスピードの面でアイスホッケーは激しさを感じますが、それに対してメンバーの方々は落ち着いているというギャップがいいですね!

ありがとうございます!

アイスホッケーに限らず、部活としての魅力頑張ろうとする過程と、その過程を通じて結果に表れた瞬間だと思います。
明確な目標を立ててそこに向かって努力することで、はじめて結果に表れるのが部活の世界だと思います。
だから、これらの点が部活ならではの良さですね。

部活そのものに魅力が溢れているんですね!
これから入学のシーズンを迎えるということで、最後に新入生の方々に向けてメッセージをお願いします!

大学で新しいことを始めたい人や、チームでの活動が好きな人一つの目標に向かって一緒に頑張れる仲間が欲しい人には、アイスホッケー部はおすすめな部活です。
どんな人でもまずウェルカム!
部活は、そこの雰囲気が自分に合うかどうかがとても大事になってくるので、一回見学したり、実際に体験したりすることが部活選びにおいて大事なことだと思います。
飛び込むのは中々難しいとは思うのですが、僕たちはいつでも迎え入れるので、ぜひ一回でも来て欲しいですね!

沢山の方に入部していただきたいですね!
インタビューは以上になります!ありがとうございました!

ありがとうございました!


現在アイスホッケー部では、新メンバーを募集しているそうです!

入部希望の方だけではなく、聞きたいことがあったり活動している様子を見学してみたい方は、アイスホッケー部のTwitterまたはInstagramまで、気軽にDMを送ってみてください!部員の方々は大歓迎ですよ!

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新潟大学アイスホッケー部の魅力について、新潟ベースメンバー・すご団代表のザッくんが語っています!是非、こちらの記事もご覧ください😊


※記載の大学名・学部学年は取材時点のものです。

編集後記

こんなに素敵な魅力を持っているなんて、、、恐るべし新潟大学アイスホッケー部。

チームとしての関わり合いを忘れず、主将を筆頭に部員、マネージャーが一体となって取り組む姿勢に惚れ込んでしまいました。

どこを切り取っても魅了してしまいます!もう私アイスホッケー部のファンになってしまいました!!

そして、けんてぃさんがアイスホッケー部として練習に取り組む中で、自分やチームに足りないものを分析する力が身についたとおっしゃっていましたね。

この力を得ることってとても難しいと思うんです。

なぜなら、自分たちを客観的な視点から捉えないと不足している部分に気がつかないからです。

それを得たけんてぃさんは、まさに俯瞰力の持ち主だと確信しました。

私も、今自分が置かれている状況を冷静に判断できるように、一歩離れたところから見つめる必要があるなと感じさせられました!

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