まずは”書き出してみる”ことから|TeNY 大島巧アナウンサー【後編】

いつも記事を読んでくださりありがとうございます😊
今回は社会人インタビューとなります✨

生き生きと働いている新潟の社会人を取材することで、新潟県の学生に新潟県の可能性に気づいてもらいたい!
そんな思いが社会人インタビューに込められています📌

学生視点での新潟に留まらず、社会人視点からの新潟も知る
そして、今まで気づかなかった新潟を発見していきましょう💡

なんと、、!アイルが現役のアナウンサーにお話をお聞きすることができました!

大島アナウンサーは東京出身で、2021年4月にTeNYへの就職を機に新潟にいらっしゃいました。現在はスポーツコーナーを中心に様々な番組を担当されています。

就職活動時代や現在の話から、大島アナは自分の理想の姿を思い続ける力があり、そして実際に叶えるための冷静さを持ち合わせている方だなと感じました。大島アナの言葉から、夢や理想を叶えるヒントを得られるのではないでしょうか?

前編では、大島アナの学生時代やアナウンサーを目指された理由をお聞きしました!
まだお読みでない方はぜひこちらから!👇

後編となる今回は、アナウンサーというお仕事の楽しさと難しさ、新潟を発信する中で感じていらっしゃる新潟県の魅力をお伝えします!

アナウンサーを目指したきっかけが実現しているという喜び

大島アナの感じていらっしゃる、アナウンサーというお仕事の楽しさをぜひお聞きしたいです!

年末年始に全国高校サッカー選手権のリポーターを担当された際のお写真

スポーツ実況をするために多くの手段を踏むことです。

たくさんのステップを踏んで初めて実況席に座れるのがスポーツ実況であり、僕自身そういう手間を楽しいと思えるんです。
加えて、スポーツ実況というアナウンサーを目指すきっかけを実際にできている、という喜びもありますね。

まさにアナウンサーは大島アナにとってぴったりのお仕事だったのですね!

現状に満足しない!…だけどポジティブさも忘れずに!

一方でどのような部分にアナウンサーというお仕事の難しさを感じていらっしゃいますか?

老若男女幅広い世代の方が見ていらっしゃるので、テレビの向こうにいる人の表情やどのように感じ取るのかを想像することは、難しさでもあり楽しさでもありますね。
「視聴者に一番近いアナウンサーになりたい」というのが僕の目標で、親しみを持ってもらえるような研究をしています。

研究というとどのようなことをされているのでしょう?

表情の作り方や喋り方、あと一番はアナウンサーとしての言葉の引き出しを多く持たないとと思っています。

例えば、2時間のスポーツ実況で同じ表現ばかり使っていると見ている人を鬱陶しくさせてしまいます。
どのような番組や報道でも同じ言葉で表現することのないよう、本を読んだりドラマや映画を見たりしてインプットアウトプットを繰り返しています

日々、アナウンサーとしてレベルアップするための研究を絶やさないでいらっしゃるのですね!

次に、アナウンサーとして働かれてきて、一番大変だったなということはありますでしょうか?

仕事のスケジュールがバラバラなことですかね。
夜のコーナーを担当した翌日に朝早くからの天気予報があるような日程もあります。毎日のスケジュールが同じではないことは大変ではありますが、刺激的です。

その一方で、ロケで様々なところへ訪れることができるのは楽しいので、僕の性に合っているのかなと感じますね。

難しいと感じることも、凄くポジティブに捉えていらっしゃるのですね!

コロナ禍だからこそできること

先ほど、今後の挑戦として「視聴者に最も近いアナウンサーになりたい」と教えてくださいました。
「視聴者に最も近い」というと具体的にどのようにイメージされているのでしょうか?

SNSでの発信がカギなんじゃないかなと思っています。
「僕が目指すアナウンサー像には、Twitterが欠かせないからやらせてください!」って会社に頼みました。

友達が「テレビに出演する。」っていったら気になるし見るじゃないですか。え?いつでるの??って感じで。
そんな風にリアルタイム発信型だと捉えています。

「明日この番組に出演します。」「この後です!」というツイートに、「ちょっと見てみようかな。」と興味を持ってもらうことが、身近に感じてもらうことへの一歩だと思っています。

でもこれはコロナ禍の取り組みとして始めたことなんです。
本当はもっと色々なところに行ってみたいのですが、それができないならオンラインでSNSを使って交流したいという思いがありました。

「SNSでの発信」を武器にコロナ禍で活動が制限されている中でも、自分にできることを見つけ、次の目標に向けてのアクションを行っていらっしゃったんですね!

新潟の宝・アルビレックス

アナウンサーとして様々な方と関わる中で気付かれた新潟を魅力をお聞かせください。

他にもたくさんありますが、一番感じるのは「アルビレックス」というブランドですね。
東京にいたときは、学校から本拠地が近いこともあって、Jリーグの川崎フロンターレというチームを応援していました。
それを凌駕するアルビのJリーグサポーターの熱を感じましたね。

入社1年目の10月にバスケB1リーグにて、地上波初実況された際のお写真

Bリーグの開幕戦の実況をした際にも準備をしている中で、アルビレックスは人々が新潟で生きる上でのやる気であり、みんなに愛されてるんだなっていうのを知りました。

新潟県民としてそういっていただけてありがたいです!

メッセージ~まずは書き出してみる~

最後に新潟の学生を後押しするようなメッセージをお願いします!

1,2年生はいろんなことにチャレンジをする3,4年生はいろんな人に会うことを大切にして欲しいです。

僕はアナウンサーを目指すのが遅かったのですが、いろんな人に会っていろんな考えを吸収して自分なりに落とし込んでみたことで、行動に移せたと思います。
それができるのはやっぱり大学生のうちだと思うので、やりたいことを難しいと思わないで欲しいです。

なるほど、ありがとうございます!
しかし、興味を持っても「自分には難しいかも、、」と思う学生もいると思うんです。
どうしたら踏み出せると思いますか?

そういった気持ちを払拭するために、ちょっとしたテクニックになるんですけど、まずは書き出してみることが大切だと思いますね。

「ゼロ秒思考」という本があって、僕はその本に紹介されているトレーニングを出勤前に行うことと、夜には日記を書くことを毎日のルーティーンにしています。

A4の紙を10枚用意して、1枚1分間で自分のやりたいことやなりたい姿を書き出すんです。
一人暮らしを始めてコロナ禍で誰かと話すことが難しいということもあって、このトレーニングを始めました。

現実と理想とのギャップを頭ではわかっていても、何から実践したらいいのか分からないのは僕も一緒です。
とりあえず書き出してみて、どの部分が足りないのか、どういう人の力を借りたらいいのかを考えればおのずと目標へのルートが見えてくるので毎日それを実践するだけだと思います。

まずは文字に起こしてみることが目標実現への大切な一歩なのですね!
早速、私も明日からチャレンジしてみたいと思います!

また、以前新潟大学のサテライトキャンパスで行われたイベントで、「新潟で生まれ育った人は公務員になることが王道なんだ」って話してくれた新大生の方がいたんです。

他にもこういう楽しいこと、面白いこともあるよって提案したら、反応してくれたんです。
興味をもったことを探求できるのも大学生の今のうちだし、新潟にいるからできないということはないのでどんどん挑戦して欲しいです!

「これが一番だから。」と初めから焦点を絞るのではなくて、広い視野を持ちたいと思います!

勇気のでるメッセージをありがとうございます!
インタビューにご協力いただきありがとうございました!


編集後記

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

今回大島アナにインタビューをさせていただいて、
・理想を叶えるために今の自分に必要なことを見極める冷静さ
・一度決めたことを最後までやり遂げる継続力
・現状に満足することなく、次のステップに進んでいらっしゃるハングリー精神
これだけでは表せない、これまで大島アナが培われてきた全てのことが、アナウンサーという夢の実現だけでなく、実現した今にも活かされているのだなと思いました。

残りの大学生活、大島アナを見習って理想の自分に近付くことはもちろん、理想を叶えた後も見据えて、レベルアップしていきたいなと思いました。
とはいっても、まずは焦らず目標を実現することですね!
目標に向けて何が自分に必要なのかを見極めることから始めたいと思います!!

※記載の大学・学部学科は取材時点のものです。

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