9月15日に、つなラボさんが主催する
ゲストスピーカーの物語を追体験し、それを基に対話を行っていくイベント「新潟トークベース#21~自分らしさって必要なの?~」が行われました!
当日は11人の大学生が参加!
とても有意義な時間が流れたこちらのイベント、私ともつんが参加してきました!✨
イベントの様子をご紹介します!
「新潟トークベース」ってどんなイベント?
毎回異なるゲストスピーカーをお招きし、
スピーカーの物語りに耳を傾け、今まさに抱えているスピーカーの問いを起点に、参加者全員で対話の時間を深めていく場です。
これまで、20回ほど開催されています。
・スピーカーの物語の追体験
・対話のベースとなる安心の場
・対話の時間
主催側はこの3つを大切に、イベントを行っています。
こんな方におすすめのイベントです💡
・自分自身の思い込みに気づき、新しい価値観を広げたいと思っている人
・忙しすぎる毎日の中で、たまに立ち止まりチューニングをしたいと思っている人
・新しいつながりが欲しいと思っている人
・新しい視点、新しい興味分野を広げたいと思っている人
つなラボさんが主催しています。
「つなラボ」さんは「つながりを紡ぎ直し、一人ひとりが「しあわせ」を感じることができる社会へ」をミッションに
自分自身・自然・他社・地域とつながりを提供する事業を行っています。
ゲストスピーカーってこういう人!
今回のゲストスピーカーは、新潟大学経済学部4年生の田崎巧さん!
田崎さんは、spotemiXという学生団体の創設者であり、その他様々な活動を通して1人1人が、本当にやりたいことができる社会を目指して活動しています。
田崎さんの人生いっき見!?~イベントの流れ~
・ゲストスピーカーである田崎さんがご自身の約20年のライフヒストリーチャート(時系列に人生の気分の上下を表したグラフ)を参加者に紹介。参加者が田崎さんの人生に理解を深めます。
・田崎さんが人生を振り返った中で、今抱えている「問い」を参加者と共有
・その問いをグループに分かれてざっくばらんに話し合います。参加者それぞれの言葉で考えを共有することで対話を深めていきました。
・最後に、感想やそれぞれが考えたことを全体で共有する、という流れ😉
ザックンのお話を基に、遠藤亮さんがその場でイラスト化!!すごい…👀
(このように絵で見える形で記録することを「グラフィックレコーディング」といいます。気になる方は調べてみてくださいね😄)
キーワードは【対話】
そもそも「対話」とは
「対話って、どんな会話?」と感じる方も多いと思います。日常ではあまり意識しないですよね💭
対話とは、ある一つのテーマをもとに互いの意見を言葉にして発することです。
「他に人と話す」状態を指す言葉と比べてみましょう!他の言葉には、会話や議論というのがあります。
「会話」とは、私達が普段友だちと話すように、特に目的もなしに楽しく話すこと。
「議論」は、一つのテーマをもとに結論を導き出すこと。会議のような場所でよく行われますよね。
「対話」は、テーマ(目的)に対してそれぞれの意見を出しますが、議論のように一つの結論を導き出すことはしません。
つまり、一つの問いに対して結論を求めることをせずにお互いに考えを話すので、自分にはなかった様々な価値観に気づく事ができるのです。
対話における大切な6か条
イベント前につなラボさんが共有する、対話の中で大切な6つのこと。
これらがあることで、自分の考えを伝えるハードルが低くなり、対話がより良いものになります!
他人の人生から、真剣に自分と向き合う“非日常”な空間~イベントの様子~
田崎さんが学生時代に熱中してきたサッカー、辛かった受験期、そして大学生時代の活発な活動などのお話を、モチベーショングラフに表された当時の田崎さんの気持ちとともに振り返ります。
いわゆる、“他人”であるゲストスピーカーの幼少期から現在までの人生を知ることを、私は今まであまり体験してこなかったので少し不思議な感じがしました。
そして、スピーカーによる人生の振り返りは終盤に差し掛かり、最近の出来事へ。
田崎さんが最近考えること、それは「“自分らしさ”ってなんだろう」ということ。
この問いに対して、グループに分かれて参加者それぞれの考えを言葉にしました。
はじめは「難しいなあ」と思ったのですが、「対話の6か条」がイベントのはじめに共有されていたので、勇気を出して発言することができました🌱
最後に、グループで対話したことで見えてきた、または更に深まったそれぞれの考えを、全体で共有。
参加者の方の考えをご紹介します!
自分らしさとは?
自分はこうありたいと思う姿。
理想の状態を指すから原動力につながる!
“自分らしさ”は過去、現在、未来で変化するものだと思う。
過去の自分が熱い男だからといって、現在の自分もそうとは限らない。
歳を重ねるにつれて、変化する“自分らしさ”もあれば、変化しない“自分らしさ”も存在すると思う。
「客観的に自分を見たときにどう見えるか」や
「他者と関わるときに自分はどう見られているか」だと思う。
時と場合に応じて、自分の見せ方を変えていると思う。
自分らしさは必要か?
“自分らしさ”は必要。
理由は、自分らしさは自分にしかないもので、AくんらしさはAくんにしか出せないから、大切なものだと思う。
“自分らしさ”はいらないと思う。
これを定義してしまうことで、自分の可能性を狭めてしまうと思う。
大切なことは、それぞれの場面によって自分を様々な視点から捉えることだと感じた。
あった方がいいと思う
“自分らしさ”は自分がなりたい姿だと思うから。
また、状況に応じて、“自分らしさ”必要な場面が出てくるから。
ただ、人の考えや価値観、なりたい姿は変化するので、自分らしさに縛られる必要はない。
このように、「自分らしさとは?」「“自分らしさ”が必要か」という2つの問いには様々な意見がありました💭😄
それぞれの意見を尊重しあう空間が自然と作られていました!😌
「いい意味で心がざわつきました」~感想~
今まで認識していなかった自分の価値観に気づくことができて、いい意味で心がざわつきました。参加して本当に良かったなあ、と。
田崎さんが提示した「“自分らしさ”って必要なの?」という問いに対する自分の一つの見解を言葉にしようとする内に、自分自身とも“つながる”ことができように思います!
そして、おもしろい空間がつくられているなあと感じました。
ゲストスピーカーの人生を考えている内に、自分の人生も自然と振り返ることになり、対話の中で自分の今までの価値観や思考回路を話すことにもなりました。
このように、結構深く初対面の方々と対話を深めていくんです(笑)
まさしく、このイベントの醍醐味です✨
いかがでしたか?
「トークベース」というイベント、聞いたことがない方もいたと思います。
少しでも「面白そうだな」「気になるな」と感じた方は、ぜひ参加してみてほしいです☺
きっと、参加したからこその他者との出会い、そして自分自身との出会いがありますよ🌼