学生インタビューでは、皆さんが日々を過ごす中で感じる楽しさ、持つこだわりや今までの経験から得た視点等を学生さんにフォーカスして発信します。新潟県内の学生皆さんが対象のインタビュー!☺
今回は、“サイクリング”で日常に楽しさを添える新潟県立大学国際地域学部2年の田代一馬(たしろ かずま)さんにインタビューしました!
田代さんは最近、ロードバイクを買い、サイクリングに本腰を入れ始めました。
サイクリングは田代さんに一見何もないように思う場所にも魅力があることを強く感じさせたそう!
そこで田代さんをサイクリングをキーワードとして深堀します👀✨
サイクリングを始めたきっかけ
今日はよろしくお願いします!
よろしくお願いします。
では、まずサイクリングを始めたきっかけは何ですか?
去年の6月にアルビのシーズンパスを買って、毎週試合を友達と見に行っていました。その時にせっかくビックスワンまで行くなら、ついでに自転車でどこか回ろうとなったのがきっかけの一つです。
そして、その時に一緒に見に行っていた友達が静岡県出身で、彼に新潟県の紹介をしたかったという気持ちもありました。
なるほど。友達に対する素敵な気持ちがきっかけの一つでもあるのですね!
新潟の秘境の見つけ方は〇〇
ビックスワンの近くのイクトピアという場所に行ったときは「こんなところがあったんだ」と思って、自分が新潟県のことをあまり知らないことに気づきました。
それで新潟県のことを調べ始めました。
どうやって調べましたか?
暇なときにひたすらGoogle Mapで調べていました。
でもGoogle Mapにちゃんとのっていない場所もあるじゃないですか。だから、Google Mapをすごく拡大して見つけた秘境もたくさんあります。
本当によく探したんですね。
Google Mapにのっていない場所で、行ってみたらすごく良い場所がたくさんあって、そういうところに巡り合っていくうちにサイクリングが癖になりました。そして、新潟愛が生まれてきました。
新潟県は自然も豊かで、ご飯もおいしくてとてもいい場所ですよね。“新潟愛”、わかる気がします。
サイクリングだからこそできるリフレッシュ
では、サイクリングをすることの魅力は何ですか?
車で行ったら気付かないようなことに自転車で行くと気付くことができます。その地域の特徴にも気が付きやすくなると思います。
以前、何度も車で通ったことがある道を自転車で通ったとき、はじめてそこにおしゃれなカフェがあることに気づきました。
あと、サイクリングの休憩時に飲むものは何でもとてもおいしく感じますし、何よりサイクリングはダイエットにもなります(笑)
新しい発見やリフレッシュができるんですね。
田代さんがサイクリングで行く場所の多くは自然が豊かな場所じゃないですか。自然に関連した楽しさはありますか?
自然に関しては、ほかのことを考えずにただ「きれいだな」と思ってみていました。
あと、無心になれます。無心になってもくもくと漕ぐことができるのが楽しさでもあります。
自然は見てるだけで心が癒されますよね!
みんなに行ってほしいおすすめの場所はありますか?
新発田市にある荒川剣龍峡というところです。
どうしてオススメしますか?
行ってみるとわかると思うのですが、大地の神秘を感じることができます。長い年月をかけて現在の姿になったのだなあと感心します。
そうなんですね!いつか私も行ってみたいです。
宝はすぐそばにある
サイクリングをする中で今まで“困難”のようなものはありましたか?
困難…。
以前、普通の自転車で寺泊まで往復100kmのサイクリングをしたのですが、やっぱり遠すぎると自転車はきついなぁと。(笑)
なるほど。ロードバイクか否かの問題ですね。
サイクリングを通して新潟の良い部分を見つけることについて田代さんに影響を与えている人やものはありますか?
地域イノベーションを行っている岩佐十良さんという方です。
『里山を創生する「デザイン的思考」』という本を出版した方です。
この本の中の「宝は足元にある。」という言葉にとても共感しました。
当たり前すぎて、地元の人ほど気づいていないけど、良い場所はたくさんあります。
たしかに、結構みなさん地元を紹介する時に「何もないけど、、」から始めますよね。でも、県外出身の私から見たら何もなくないと感じます!よく目を向ければ魅力は必ずありますよね!
最後にこれからのことについて考えていることはありますか?
友達とYouTubeチャンネルを作りました!
自転車にGoProをつけて、自分たちが楽しんでいる姿をのせながら旅をして、新潟の良いところを発信したいと考えています。
そうなんですね。とてもいいですね!新潟県の良いところをどんどん発信してほしいです。
インタビューは以上になります。ありがとうございました!
ありがとうございました!
※記載の大学名・学部学年は取材時点のものです。
編集後記
その地域を“知る”という行為はその地域を“好きになる”ことに繋がることを実感しました。リフレッシュをしながらおのずと地域を知り、好きになっていけるサイクリングはとても魅力的だと感じました。
私も大学生のうちに一度はサイクリングをしたくなりました!
この記事でインタビューに受けていただいた田代さんはサイクリングで新潟県を再発見することで大学生の時間をより有意義なものにしていました。
身近な場所や地域の良い所を主体的に見つけようとする姿勢を持てば、新しい発見はすぐ近くにあると思います!
皆さんならどうやって、大学生の時間をより楽しく有意義なものにしますか?