「目標」と「意思」を大切に|アット新潟代表曲田尚貴さん┃【社会人インタビュー】

今回はアイルが所属する団体【アット新潟】の代表を務める曲田尚貴(まがたなおき)さんに、アイル新メンバーはるっち&かとちゃんが2人でインタビューさせていただきました!
私たちの活動を支えてくださる曲田さんの思いとは?

私生活との両立や普段は聞けないぶっちゃけトークまで!とても素敵なお話をお聞きすることができました☺

アット新潟誕生のきっかけとは!?

初インタビューなので緊張しています(笑)
今日はよろしくお願いします!

こちらこそよろしくお願いします!

まず、アット新潟結成のきっかけと、当時の状況について教えていただきたいです。 

アット新潟をやろうとなったのは、すごのみというイベントがきっかけでした。すごのみは「新潟大学すごい人飲み会」の略称で、新潟大学の学生と社会人が集まるイベントのことです。
いざ開催してみたら新宿に80名くらい集まって、みんなで話をしていく中で「新大生のポテンシャルってすごいよね」となったんです。そこで、学生がやりたいことができたり、学校生活以外の経験を積んだりできる場所として(アット新潟の前身である)新潟ベースがつくられました。

アット新潟の名前の由来や込めた思いも教えてください。

アット新潟の「アット」は前置詞の“at” です。新潟で何かするという意味を込めて、「アット新潟」にしました。また個人的には、そこにアットホームをかけて、柔らかい雰囲気で仲良くやっていこうねという意識があります。

アット新潟のプロジェクトについて

現在アット新潟で進めているプロジェクトの他に、準備段階のプロジェクトはどのようなものがありますか?

準備段階のものはアット新潟ラジオアット新潟研究所です。

それらがどんなプロジェクトか簡単に説明していただけますか?

アット新潟ラジオは「新潟に住む学生による、新潟に住む学生のためのラジオ」というキャッチコピーで、学生が発信する基地を作りたいなと思っています。
なぜ作ろうとなったかというと、新潟の学生はどうもラジオがやりたいらしい、という噂があって…ラジオをやりたい学生が多いらしいです。

へ~!知らなかったです(笑)

発信者は学生、ターゲットは番組またはコンテンツごとに決めようと思っています。大事にしたいのは、学生がラジオとして発信できる場所を作ることです。

アット新潟研究所はI’ll(アイル)とは違った視点のメディア媒体です。アイルでは現在、背中を押すことをミッションとして記事を作成していますが、「背中を押す」以外のことについても発信したいと思ったんです。
背中は押さないけど、新潟の学生に新しい価値観新しい経験・知恵を共有したいと思っています。

またアイルで以前、「コロナ禍での友人・恋人関係について」のアンケートを取ったんですが、新潟県内の学生だけで100件集まったんです。100件も集まるのってすごいなと思って…。だから、アンケートプラットホームを作って投票を受け付け、新潟の学生の考えていることを発信することもしてみたいです。

現在の既存のプロジェクトもそうなのですが、メンバーの「やりたい」から始まっていることが多い印象を受けました。
これからもプロジェクトを増やす予定はありますか?

もちろんです!メンバーから「これしたい」という声が上がることが一番だと思っています。そして、その声をメンバー全員で受け止め、アット新潟として取り組みたいです。

組織の代表として実践していること

次は、代表としての曲田さんのことについて質問したいのですが、組織を動かしていく上で気をつけていることはなんですか?

気をつけていることは3つかな。1つは、まずリーダーとして動くことを意識しています。管理側に回り指示だけするのではなく、自分もきちんと動くように気をつけています。やっぱりリーダーも1人のメンバーとして作業しなくてはいけない、と意識しています。

2つ目は、コミュニケーションの回数を少しでも多く取ることを意識しています。アット新潟はオンラインコミュニティーですし、僕が東京にいて対面でメンバーに会えない分、チャットでのコミュニケーションは多めに取ろうと思っています。そうしないと、僕の見えないところで作業が止まっていたり、悩みのあるメンバーが相談できなかったりっていう一番辛い状況が発生してしまうと思うんです。だから、いかにオフラインのような気軽さに近づけるかということを意識してやっています。

3つ目は、アット新潟がオンラインコミュニティーであることに関わるんですが、「かわいさ」ですね(笑)。チャットって淡々とした文章だと気持ちが見えないですよね。だから、「よろしく」だけでも「うわなんか怒ってそう」と思われてしまうかもしれないじゃないですか。同じ「よろしく」でも「よろしく~!」と「よろしく」だと印象が違うと思うんですよ。その印象の違いがコミュニケーションを阻害しているとしたら、元も子もないと思うんです。もちろん怒ってないけど、怒って見えないようにオンライン上では特にかわいくしようと気をつけています。ちょっとハートを多めに入れてみるとか。でも、かわいくしすぎるときもいって思われてしまうので、「しすぎ」は避けています(笑)

かわいさに関しては難しいですよね(笑)
でも*Slackだと絵文字で反応できる所が良いです!

*アット新潟で使用しているビジネス用メッセージングアプリ

メンバーとのコミュニケーションで直接会えないからこそ、工夫していることはありますか。

うーん、なんだろう。
これは、別にオンラインじゃなくても言えることだと思いますが、聞くことをメインにするように心がけています。自分はお喋りなタイプなので、気づかないうちに自分のことを喋るのが止まらなくなってしまうんです。だから、話したくても一旦踏みとどまって聞くようにしようと意識しています。
あとは、2択で答える質問はあんまり良くないですよね。これは人によるかもしれないのですが、答えが2択の質問ばかりしてしまうと、相手が本当に言いたいことが言えなかったり、答えが絶対にあるんだと思わせてしまって、相手の思考能力を鈍らせたりするかもしれない、ということがあると思います。だから、コミュニケーションをとる上で5W1Hで聞くことを大事にしています。

アット新潟が目指すこと

アット新潟のこれからに関して教えてください。
まず、アット新潟として今後取り組んでいきたいことや目標はありますか?

人数もプロジェクト数も倍にすることが目標です。
そのためには、アット新潟の活動に共感して、一緒にやっていきたいと思ってくれる人を増やす必要があるので、それが可能になるようなアプローチやアクションを起こしていきたいと思っています。

なるほど、ありがとうございます。
では、これからのアット新潟で、まがたさん自身に必要だと思うことはありますか?

難しいですね(笑)
必要だと思うことは2つあって、1つは、「技術力」ですね。サイトを運営しているので、アイデアを形にするための「技術力」をまずは自分が鍛えていかないなければいけないと思っていますね。「技術力」を身に着けて、色々なアイデアに対しての解決力だったり、物事の速度を上げていきたいなと思っています。

もう1つは、「根性」です。アット新潟の代表を務める覚悟はあっても、その覚悟を持続させる「根性」がまだ足りないように感じています。ゲームをしたり、テレビを見たりしてしまう時間を稼働時間に変換するように意識していきたいですね。

ありがとうございます。
では、アット新潟のメンバーに必要だと思うことはありますか?

「目標」「意志」だと思います。アット新潟からもメンバーは抜けていくんです。でも、どうして抜けるかというと、自分の中でアット新潟での目標が達成されて、次に行きたいからという理由なんです。アット新潟自体は、抜けることを全く否定しないので、「自分のやりたいことは達成されて、次に行きたいのでアット新潟から抜けます」というのは、僕は全然いいと思っています。

そして、その「目標」持つことが、モチベーションにもなるし、色々やり進めて「なんでやっているんだろう?」となったときの判断基準にもなるので、一貫性をもって行動できると思います。だから、みんなには「目標」をしっかり持ち続けて欲しいなって思っています。

あとは、「意志」ですね。「目標」を持っておけば、自分がしなくてはいけないことがはっきりすると思うし、1個目標が達成できたときに、次の目標に行こうってステップアップできるかなと思うので、まず目標を持つことは大事。そして「自分はこれを達成するために、これをやります」という「意志」も必要
「目標」と「意志」を持つことが大事だと思っています。

曲田さんTwitterアカウント

編集後記

今回は私たちにとって初めてのインタビューでした!
アット新潟の代表としていつも私たちメンバーのことを考えてくださる曲田さんにいろんなお話を聞くことができ、知らなかった曲田さんの一面やアット新潟について知れてとてもよい機会になりました。
また、「目標」と「意志」の大切さに気付かされました。
何かに挑戦しようと思ったときに、「なぜやりたいのか」という目標を明確にし、それに向かって「これを達成する!」という意志を持つことは何事にも重要なことだと思います。
この記事を読み、アット新潟についてもっと知っていただけたり、一歩踏み出すきっかけになっていただければ嬉しいです!

※記載の大学・学部学科は取材当時のものです。

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