【資格】簿記2級 はメリットが大きい!?|新潟大学経済学部3年 ザッくん

 皆さんは何かとりたい資格はありますか?自由に使うことができる時間が比較的多い学生の内に何か取りたいと考えている方も多いのではないでしょうか?

 この記事では、私たちの生活を楽しく(!?)、大学生の時間が有意義なものとなる(!?)であろう“資格”を取り上げます!

 今回の記事で取り上げるのは“日商簿記2級”です!
 なんとこの資格は“企業が応募者に求める資格ランキング”第1位なんです!!
 詳しくはこちら
 ここからも魅力がたっぷりありそうな資格ということが分かりますね👀

 今回の記事は、新潟大学経済学部経営学科3年のザッくんにお話を伺いました。

 簿記2級のの勉強法この資格をとって感じたメリット資格を取るという行動のメリット等伺っておりますので、是非皆さん参考にしてみてください!

※インタビューに応じてくださったザッくんは2017年4月新潟大学経済学部経営学科入学です。
現在は経済科学部に名称変更・学部再編が行われていますので、最新の情報は大学の公式情報を確認いただきますよう、お願いいたします。
 当記事は学生の資格取得の1つの選択肢として日商簿記を紹介しています。

3級と比べ、マニアックな簿記2級。とった理由は?

初めに、簿記2級をとろうと思ったきっかけを教えてください。

僕は経営学部なのですが、簿記3級の知識は進級するための必修条件です。
それで、1年生の時に簿記3級をとっていたので、簿記2級の存在をしっていました。3級もとったなら2級も取ろうと思ったのがきっかけです。

では、どうしてこの資格をとったのですか?

率直に言うと、新潟大学経済学部では2級をとると6単位もらうことができ、単位免除ができるからです。
3年生から学校外の活動を増やしていきたいと考えていたので、2年の後期までに単位がほしいと考えていました。

また、ファイナンス系の基礎知識や会計の知識が身につくからです。経営の基礎知識のようなものなので、経営の大枠の理解のスピードが早まるというイメージがありました。
将来を考えるとそのような知識があることがプラスに働くと思いました。

THE受験勉強。復習の質をあげることを意識。

では、どのように勉強しましたか?

教科書は商業簿記、工業簿記それぞれ1冊で計2冊使いました。
教科書は1周して、ノートにまとめてすぐ過去問を行いました。簿記三級で過去問の大事さはわかっていたので、過去問をずっと回していましたね。

自分はあまり勉強できないと思っているので、過去問を行って分からなかったところは「なぜわからなかったのか」を追求してわかるまで問題を繰り返し、その問題を「わからなかったとこノート」に書いていました。

なるほど。楽にとることができる資格もありますが、簿記をとるための勉強は受験勉強見たいですね。

簿記について調べた際に、100時間ほど勉強時間が必要だという情報を見ました。
実際どのくらい勉強しましたか?

3年になる春休みに行われる試験に向けて勉強は2年の8月ころから始めました。ほかの勉強、課外活動などがあってできない時間はありましたが、勉強時間は100時間行くと思いますね。

ザッくんが使っていた教材
繰り返し解いた過去問

経済学部で学ぶことは簿記2級と密接していますか?

そうですね。会計の分野なので同じ内容をすることはありますね。

では、経済学部だと有利であったりするのですか?

簿記3級はそうでもないですが、簿記2級をとると授業はめちゃくちゃ理解しやすくなります。

一石二鳥な感じですね!
では、この資格に関するやりがいは何かありますか?

経済学部の授業で学ぶ内容と資格の簿記は内容が一緒であることや、応用できるなと感じる時があります。
新大の経済学部は2級をとると6単位もらえるのですが、肌感だと6単位以上の価値は間違いなくありますね。

あと、企業の業績等の経済系のニュースを理解するスピードが速くなりましたね。

経済学部の方にとってはとても良い情報ですね(笑)
では、資格を取るうえで何が大変でしたか?

簿記3級も一度落ちてますし、もともと勉強は得意ではないので、どうすれば理解が速くできるかという点に試行錯誤しました。
そこで「わからなかったとこノート」をつくりました。このおかげで、気軽に復習でき、同じ間違いを繰り返すことが少なくなりました。

ちょうど試験の時期が期末試験が直前にあり、すご団が動き出した時期でもあって時間がなかったのですが、このノートのおかげで復習の質を上げることができ対応できました。

簿記についてインターネットで調べた際に、流れを理解することが大切だという情報を見たのですが、毎日勉強していましたか?

テスト前はもちろんしていました。
僕は11月に一度まとめてしていました。正月明けからは毎日していましたね。

資格を取るうえで想像と違ったことはありますか?

3級が記憶力があれば答えることができる問題が多かったので、2級は想像では楽しそうではなかったです。
でも、2級はちゃんと理解しないと点数がとれません。だからこそ会社や経営の流れがちゃんと分かるようになって楽しかったです。
それが想像よりもよかった点です。

資格をとったから次はアウトプット!!

資格を取るという行動においてこだわりはなにかありますか?

自分のしていること・頑張っていることが完全に文字であらわすことができるのは資格を取るうえでの最大のメリットだと思います。
「貸借対照表や損益計算書が理解できます。」というより「簿記3級とってます」という方が聞く側がたとえば、自分の勉強量とかを想像しやすいと思います。
自分のしたいことと被っているなら、資格は取る価値は十分にあると思います。

自分で「○○できます」と言うのと、「この資格持っています」というのでは自分の言葉が持つ説得力が違ってきますよね。

資格に関して今後のことで考えていることはありますか?

僕はアウトプット要素が強いことが好きなので、簿記1級をとるというよりもどんどんアクションを起こして、そこで生まれた体験をインプットし、ほかの舞台でアウトプットするという繰り返しがしたいですね。
今後起こしていくアクションに対して、会計の知識を使う部分は率先して行いたいとは考えています。

どんなきっかけであっても資格は取ったし、ある意味社会における自分の「個性」であると思うので、どんどん資格を持っている強みを生かしていきたいです。

一生懸命勉強してとったのですから、実践的に活かしていきたいですよね!

それでは、今回のインタビューは以上になります!ありがとうございました!

ありがとうございました。

まとめ

ザッくんの勉強の仕方

・勉強はザッくんが3年生になる2月の試験に向けて、2年の8月から始めた。
・教科書は日商簿記・工業簿記それぞれ1冊で計2冊
・教科書は1周してノートにまとめ、すぐ過去問へ
・過去問で間違えた問題は、間違えた理由を追求するために繰り返し解き、「わからなかったとこノート」に書く
→復習の質が上がった

よかったこと

・経済学部の授業の理解がとても楽になった
・経済系のニュースを理解するスピードが速くなった

新潟大学関係

・日商簿記2級をとると、6単位修得できる。(3級は必修条件)

「資格を取る」という行動について

・資格を取ると文字として証明されるため、相手に自分の努力が伝わりやすい

編集後記

ザッくんがおしゃっていた、「自分のしていること・頑張っていることが完全に文字であらわすことができる」というのは、とてもすんなり私の中に入ってきました。今までそのような思考はありませんでした、、!これってすごくメリットなことですよね!!

資格を取るためには勉強の時間も必要なので、いつ受けるか等始めに決めて、計画性をもって進めましょう!☺

※記載の大学や学年は取材当時のものです

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